FXとは
外国為替のForeign eXchangeの略で、英語圏ではForex(FOReign EXchange)と呼ぶ。
日本では、「外国為替証拠金取引」の通称として使われる。
≪ 外国為替取引とは ≫
異なる通貨を交換(売買、取引)すること。
因みに、外為(がいため)とも略されることが多い。
≪ 証拠金取引とは ≫
取引業者に預けた証拠金の何倍もの額を投資すること。
因みに、証拠金とは、
損失が拡大し、お金が払えない投資家がでないようにするための取引業者への担保である。
だから、
決済時に利益が出れば自分のものとなり、損失があれば証拠金から自動的に支払わされる。
つまり、FX(外国為替証拠金取引)とは
小額の証拠金をFX業者に預託し、何倍もの外貨の運用(売買)を行なうことである。
レバレッジとは
軽い錘で重い荷物を動かす「てこの原理」から転じて、
手持ちの少ない自己資本で大きな資本を動かすこと。
(例1)レバレッジが100倍の場合(1ドル=100円)
1万円の証拠金で、100万円(1万ドル)の取引が可能。
(例2)レバレッジが1倍の場合(1ドル=100円)
100万円(1万ドル)の取引をするには、100万円の証拠金が必要。
スワップとは
「交換する」という意味があり、スワップ金利の略称で呼ばれる。
≪スワップ金利(スワップポイント)とは≫
異なる通貨を必然的に交換するFXでは、各通貨にその国で決定した金利(政策金利)がある。
取引で扱う通貨間の金利差から生じる損益のことを指す。
≪通貨間の金利差とは≫
下記①、②から生じる損益のことを指す。
① 買っている通貨に対してかかる金利を受け取る
② 売っている通貨に対してかかる金利を支払う
それらを踏まえて、
(例)1万ドルの運用をする場合(1豪ドル=82円)
※政策金利 : 円を 0.50 、豪ドルを 4.50 (1010年9月時点)
82円 × 1万 × 0.50% ÷ 3s65日 = 11.233円
82円 × 1万 × 4.50% ÷ 365日 = 101.096円
差分は、101.096 - 11.233 = 89.863 ≒ 90円 となり
よって、
スワップ金利は、豪ドル買い、円売りでは、90円の利益となり、その逆では、▲90円の損失となる。
余談だが、政策金利の一部を一覧に載せるのでご覧あれ。
日本 | 米国 | ユーロ | 英国 | 豪州 | NZD | カナダ | |
2010/9 | 0.10 | 0.25 | 1.00 | 0.50 | 4.50 | 3.00 | 1.00 |
2009/9 | 0.10 | 0.25 | 1.00 | 0.50 | 3.00 | 2.50 | 0.25 |
2008/9 | 0.50 | 2.00 | 4.25 | 5.00 | 7.00 | 7.50 | 3.00 |
スプレッドとは
買値と売値の価格差のことを指す。
ニュースの為替情報で、
「現在、1ドル=83円30銭から35銭の間で~」というようなフレーズを聴いたことがあると思う。
それは、30銭から35銭で値動きをしているのではなく買値と売値のことである。
30銭の方が買値 Bid(ビッド)、35銭の方が売値 Adk(アスク)と呼ぶ。
スプレッド = 35銭 ― 30銭 = 5銭
FX取引業者は、
このスプレッドから利益を確保しているため、取引手数料を徴収する必要がないのである。
投資家からしてみれば、スプレッドが実質的な取引手数料と言っても良いだろう。
因みに、BidとAskの2つのレート表示方法を2WAYプラスという。
≪Bidとは≫
プライスレートを提示するFX取引業者側の買値。
我々(投資家)が任意の通貨を売る値段でもある。
≪Askとは≫
プライスレートを提示するFX取引業者側の売値。
我々(投資家)が任意の通貨を買う値段でもある。因みに、Offer(オファー)とも呼ぶ。
買い→売り の仕組み
売り→買い の仕組み
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